hirono-adarihodori

思いついたまま書いているブログです。お付き合い下さい。

エルサレムは誰の物 大使館を移すことを認定 アメリカが決めて良いの

トランプさんはパレスチナイスラエルの首都と認定

イスラエル東部のパレスチナ自治政府内にある都市 「エルサレム」。
イスラエルは首都であると宣言しているが国際社会は認めていない。

 

パレスチナは独立が成立したあかつきには東エルサレムを首都とする事を決めている。

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エルサレム

イスラエルに対して各国はテルアビブを首都として認定し、大使館や領事館を置いているのが現状である。

 

ところが、アメリカのトランプ大統領は突然

エルサレムイスラエルの首都である
と認定してしまった。

 

誰の目にも明らかな事は、トランプ大統領は中東の火薬庫と言われ、紛争が絶えまなく起きているところに新たな火種を投げ込んでしまった。

 

トランプ大統領は12月6日 国務省エルサレムイスラエルの首都として認定し、アメリカ大使館をテルアビブよりエルサレムに移転の準備をするよう指示した。

 

もともと、アメリカでは1995年にエルサレムイスラエルの首都と認定し、大使館移転を求める法律を議会が可決している。

 

トランプ氏は

  • 歴代大統領がこの法律を先送りをしたのは和平を前進させる為だったが、20年以上たっても和平に近づいていない。
  • 今迄と同じ手法を取るのは愚か、首都に認定するのは今であると判断
  • 今迄の大統領は選挙戦では首都認定を表明しながら断念したが、私は実行する。
  • エルサレムにはイスラエルの国家機能が集中している、首都認定は正しい。
  • 中東和平実現に深く関与し続け、全力を尽くす。
  • パレスチナ国家を樹立しイスラエルとの共生を目指す2国家共存についてはパレスチナイスラエル双方が望めば指示する。

と述べている。

 

それに対し、パレスチナ自治政府は東エルサレムを国家樹立の際の首都と位置付けている。イスラム諸国も含めて当然猛反発している。

皆さんご存知のようにパレスチナイスラエルにより占領されています。

パレスチナ自治政府イスラエル占領下での自治を行う自治政府です。

 

パレスチナでは抗議デモで早くも死傷者を出している。

これに対し、イスラエルは当然歓迎した。

でも、イギリスやフランスなどアメリカの同盟国を含め、国際社会で抗議や非難が広がっている。

 

パレスチナでは抗議デモが起こり早くも阻止しようとするイスラエル兵によって、

死傷者が出ている。デモは拡大しそうな状態である。

 

それだけ各国に影響の出る重大な事をアメリカ と言うよりトランプ大統領が決断し、発表してしまいました。

 

トランプ大統領の娘である、イヴァンカさんは夫のクシュナー氏の影響を受けてユダヤ教に改宗しました。彼はイスラエル人です。

 

その影響でエルサレムイスラエルの首都と認めたとは思いたくはないですが、トランプ氏の今回の行動には理解に苦しむところです。

 

一方に偏るのではなく、関係国が納得できる解決案を真剣に模索し提示するのが責任ある人の使命であるはずです。

 

一番苦しむのは、巻き添えを食う子供や女性を含む一般国民です。

 この発表に対して12月8日

国連安全保障理事会は緊急会合を開催

各理事国は相次いで批判や懸念を表明。
欧州各国はアメリカに対し中東和平の実現への具体的な提案を行うよう要請した。

 

安保理アメリカはシリア問題等で他国に対してかなり強気な姿勢を示してきたが、逆に批判の矢面に立たされ、国際社会で孤立が際立ってきた

 

ムラデノフ国連特別調査官は中東和平担当であるが、

トランプ大統領の首都承認を受け、

 

暴力が激化するリスクを特に懸念する
緊張を高める言動を控えるよう

当事者に呼び掛けた。

 

理事国からは

  •  国際法安保理決議と矛盾する
  • 和平の見通しを危うくする
  • 地域の和平の見通しの助けにならない
  • 不安定な中東情勢をさらに悪化させる極めて有害で無責任な決定だ

と批判されている

 

特筆すべきは普段アメリカと足並みをそろえることが多いイギリスの国連大使も批判したことだ。

 

これでアメリカ、いやトランプ大統領は他国の批判が出来なくなったのでは・・・