hirono-adarihodori

思いついたまま書いているブログです。お付き合い下さい。

なぜ人は悩むのか。なぜ生きるのか。でも、どうせ生きるなら前を向いて楽しく。

生きる為に悩む

生きるのを止めれば悩む事はなくなるのか、

死んだらどこに行くのか。

 

今日はこんな事を考えてしまいました。

ある知人の話を聞いたせいかも知れません。

 

この前。足に近付いてくる大きな蟻がいました。

私は噛まれると後が大変なので、足で軽く離そうとしました。

以前、噛まれて痛い思いをした経験があります。

 

でも、大蟻は寄って来ます。

軽くけりました。

 

大蟻は動かなくなりました。

あれ、て感じで見ていたら。

 

動き出しました。

体半分が折れています。

 

とんでもない事をした。

普段思わないですよね。

 

人は歩くだけで、知らづに蟻を踏んでいます。

その他の生き物も。

 

でも、目の前で何とか動こうとする蟻を見ていると

とんでもない事をしてしまった。

 

自責の念が出てきます。

 

「ごめんね、成仏してくれ」

自然に心の中で願いました。

 

大蟻は動かなくなりました。

 

なぜ、こんな事を書いているのか

自分でも分かりません。

 

命って何だろう。

たまたま人間に生まれただけで

 

逆に生まれれば死んだ蟻は私かも。

 

家庭菜園をしている人は分かるでしょう。

モンシロチョウは何とも思わない、むしろ好きかも。

だけど青虫は大嫌い。

 

平気で足で踏みつぶして殺したり、殺虫剤を吹き付けます。

 

青虫はモンシロチョウの赤ちゃんです。

 

命とは何だろう

殺される側と殺す側。

生きている以上同じ生命ですよね。

 

生きているんです。

 

トランプさんみたいに自分の都合だけで、パレスチナの人が毎日の様に犠牲になる原因を作ったりする人もいます。

 

人間として生きるとは

人間として生まれた為に、生活苦に喘いだり思い通りに生きられなくて悩む人が多い。

 

私の知人に、アナログ、つまり手仕事の世界で働いていた人がいます。

その人の会社はPCの発達について行けず倒産してしまいます。

「この仕事がPCで出来るわけがない」

と、頑固な社長は周りの意見に耳を傾けませんでした。

 

倒産なので退職金は出ません。

知人は初めてハローワークに行きましたが、彼の年齢では掃除夫とか低所得の仕事しかありませんでした。

何しろ得意な仕事の募集がありません。

彼は長年やってきた職種の業界が淘汰されたことを知りました。

 

殆んどの会社はこの世から消えました。

中には多額の借金を背負い、返せるめども無く自ら命を絶った夫婦もいます。

 

知人は型枠大工の募集に目が停まります。

日曜大工が得意な知人は「これなら少し習えばできるかも」と思い、

ハローワークの職員に

「型枠大工って何ですか」

尋ねると、

「さー、何でしょうね」

帰って来た言葉に唖然としました。

 

長年、給料から天引きされていた税金は、公務員の給料になっているのに。

ハローワークで用意している職業の内容を知らないとは。

 

やり切れない思いで、彼はハローワークを後にしました。

 

コンビニによって買い物をして店を出る時、

1冊のフリーペーパーに目がとまりました。

 

仕事紹介の冊子でした。

何気なく見ていると、やってみたい職業がありましたが、

殆んどが年齢制限があり、駄目でした。

 

ふっと目にとまった職業があります。

「ガードマン募集」

年齢制限はありませんでした。

 

掲載されている写真の人が楽しそうな表情をしています。

 

知人はその会社へ電話をかけました。

即、面接することになり、会社へ向かいました。

 

面接後、採用が決まりました。

 

やって見てビックリ。

危険な割に給料がバカ安。

でも1年すれば昇給があるだろうと彼は思いました。

 

安いのは新人の時だけだろう。

常識的に知人は思いました。

 

ガードマンって、もっとかっこいい職業だと思っていたそうです。

だいぶ前にガードマンのテレビドラマがあり、

そのイメージがあったそうです。

 

何年か勤めましたが、いつまでも給料が上がりません。

上士に聞くと「この世界はこんなものだよ」

 

新米で入って来る高齢者や若者と同じ日給です。

 

彼は悩みます。

この世界に長くいると、人間が駄目になる。

安月給の生活に慣らされてしまう。

 

貯金が出来ない、逆に取り崩しする月が多い。

 

彼は考えます。当然ですよね。

仕事が休みの日に

懲りずにハローワークへ行ってみますが、

結果は同じ。

 

仕事探しの冊子を見て

決められたコースを配達する運転手の募集を見つけました。

年齢制限はありません。

 

電話すると先方の応対が良いです。

「今から面接にこれますか」

 

彼は喜びます。念のために自分の年齢を伝えます。

すると相手の応対が激変します。

 

「そういう年齢の方は雇ったことが無いので・・・」

何度も言われます。

 

仕方ないので、丁寧にお礼を言って電話を切りました。

 

やっぱりな

募集をする時は年齢制限をしない

政府が決めた政令です。

 

「しかし、雇う側は若い人が欲しい。

当たり前だよね」

 

と、彼はあきらめの表情で私に言いました。

「年金を支給されるまでは働こうと思っている。

でも年金では生活できない。家を売るしかないよ。

金が底をついたら、生活保護を申請するか、・・・・・止めるか」

 

 

昨晩、彼と久しぶりに出会い、居酒屋で飲んだ時の話を思い出し記事を書いています。

人は、一度人生のコースを外れると元に戻すのは至難の業です。

励ましましたが、何となく空しい気持ちになってしまいました。

 

私は彼の顔を見て言いました。

雇ってくれるところが無ければ

独立したら。

独立して個人経営者になれば定年は無いし、頑張る分だけ収入が増える。

 

まあ、そんなに簡単ではないと思うけど、

考えてみる価値はある。

 

例えばだけど、宅配業界は人手不足で困っていて、

個人経営者と契約して業務を委託しているそうだよ。

 

軽自動車でナンバープレートが黒で、番号が黄色。

よく見かけるでしょ。

プレートも1000円台と聞いているよ。

 

車あるんだし、他にかかる経費は専用の保険かな。

中には高額な品物もあるだろうから。

あとはガソリン代だけだよ。

 

やるんなら、大手の宅配業者が良いな。

仕事量も、支払いも間違いないだろうから。

 

近所でそれをやっている人がいるから聞いてあげるよ。

〇〇さんも調べてみたら。

 

話している時、当然彼の顔を見ていましたが、

日焼けした彼の顔にはシミがいっぱい出来ています。

実年齢より10歳以上年寄りに見えます。

 

でも、彼の顔が喜色に代わりました。

 

「俺、10年以上もこんな仕事をしていて、

いつの間にかマイナス思考になっていたのに

今、気づいたよ。

前向きに発想を変えれば良いんだよね。」

 

そこから二人は他にどんな仕事があるか話しあいました。

酒が、やっと美味くなりました。

 

彼の前に良い世界が広がり、長い冬が終わり春が来ることを心から願います。

 

最近、年金は減らされ、支給開始が伸ばされても仕事が無い。

先の希望も殆んど無い。

体を壊したらおしまい。誰も助けてくれない。

そんな事を言う人が多く見受けられます。

 

蟻や青虫にも生活苦があるのだろうか

 

 

ここまで読んで下さり、有難うございます。