あだり ほどり

思いついたまま書いているブログです。お付き合い下さい。

だらしないんじゃない。過眠症は病気なんだよ。患者は悩んでいます。

突然強い眠気が襲う 過眠症 

春眠暁を覚えず (しゅんみんあかつきをおぼえず) の季節がやってきますね

私なんか、この前仕事中に眠くなってしまい、あくびの連続でした。

誰でも眠い時はあります。

結婚式のだらだらと意味の無い長~いスピーチの時は

あちらこちらで、あくびをしている人が・・・

 

ところが突然強い眠気に襲われる人がいます。

大事な研修や会議中にです。

廻りの人は思いますね。

「夕べ遅くまで遊んでいたんだろう」

とかね

周りの人はだらし無い人間だと感じてしまいます。

 

でも、違うんですね

この人は昨夜は充分に睡眠をとっています。

でも、耐えられないくらいの強い眠気が襲ってくるのですね。

これは病気です。

睡眠障害の一つである「過眠症」なのです。

その中のナルコレプシー特発性過眠症といわれる疾患です。

 

睡眠障害の人は多い

睡眠障害とは睡眠に何かしらの異常がある状態をいいますが

睡眠障害を抱えている人は日本では約5人に1人いるとの事です。

  • 不眠症 うまく眠る事が出来ない
  • 過眠症 日中でも強い眠気を感じる
  • 概日リズム睡眠障害 昼夜の体内リズムが狂ってしまい、生活リズムが崩れる
  • アトピー性皮膚炎、うつ病等など、身体疾患や政審疾患に関連する

など、様々なものが含まれますが、どのタイプであるか確認しないと

治療方法を決められません。

 

過眠症とは

特発性過眠症ナルコレプシーの患者は夜間に十分な睡眠時間を取っていても

日中も強い眠気を何度も感じてしまい

そして突然寝てしまう疾患です。

10代半ばに発症してしまいその症状は生涯続きます。

年中眠気を感じない日は無いといいます。

 

普通の人の睡眠は

が交互に繰り返されます。

健康であれば睡眠直後にノンレム睡眠状態になりますが

ナルコレプシーの患者は早い時期にレム睡眠状態に移行してしまいます。

そして入眠時になると

  • 幻覚を見る
  • 金縛り状態になる

日常の喜怒哀楽時に感情が高ぶり身体の力が抜けてしまう人もいます。

 

 

ナルコレプシーとは

居眠り病の事ですが、日中に所かまわづ眠気が襲う発作が起きる疾患です。

普段の睡眠時も眠気が浅くなり夢を見る回数が増えます。

脳の機能的障害が原因として生じるのではないかと想定されています。

日本人に多いとの調査結果も出ています。

 

 

早めの受診を

受験や就職試験を控えている人は、早めに受信を受ける必要があります。

普段の眠気の他にこれといった症状が無く過眠症の確定が難しい背景は

ありますが、

眠気を軽くする薬はあります。

服用すれば職場や学校などの社会生活にもある程度は対応できます。

 

患者の苦労

症状が出てしまうと会議中であれ試験中であれ

眠くて眠くてどうしようもなくなります。

一般の人はこの病気の事を殆んど知りません。

認知度が低いので周りの人はこの人の事を悪い感情で判断します。

「駄目な人だな」と烙印を押されてしまいます。

 

患者はとても悩んでいますね

この病気への理解を求めています。

 

ある過眠症の女性

物心がついた頃から「自分はよく眠る子なんだ」と単に思っていたそうです。

授業中いつも眠くなり、合唱中でも立ったまま寝てしまう。

試験中に意識が飛んでしまう事も度々あったとか。

それでも「よく眠るのは良い事」と自分では思っていた。

 

大学時代に教員から言われた

ゼミの途中で眠ってしまった時に担当の教員から言われました。

「もしかして過眠症ですか」

と聞かれたそうです。

自分では

少し疲れているだけで病気では無い

と思い聞き流していたとか

でも、過眠症という病気の名を初めて知りました。

 

過眠症と診断

就職が決まり働いている最中に支障が出てきました。

研修中や顧客との会議で居眠りを繰り返してしまい、

パソコンの前で寝ている姿を上司に見つかり、注意されます。

 

上司から病院で診てもらうように勧められ、受診したところ

「過眠症」と診断されます。

受診したのは睡眠外来でした。

 

彼女はショックを受けました。

でも「自分の意志が弱いせいで居眠りしていた訳では無いと分かり、

気が楽になった」と

複雑な心境ですね。

 

遂に退職、再就職もままならづ

薬を服用しながら仕事を続けましたが、残業で帰宅が遅れると

どう頑張っても眠気が抑えられなくなります。

同僚の視線が気になります。

そして、うつ病を発生してしまいます。

休職しますが1年後には退職せざるを得ませんでした。

 

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イメージです


再就職に励んではいますが

内定された企業に「自分は過眠症です」と伝えると

内定を取り消されてしまいます。

 

過眠症は認知度が低いので、外見は健康な人と変わらない

苦労をなかなか分かってもらえない

彼女は新たな就職先を求めていますが、苦労は続いています。

 

 

専門医が少ない

なんと過眠症の専門医は少なく日本では30人位しかいない。

しかも認知度が低く、患者への支援制度は殆んどありません。

これでは病院へ行ってもなかなか改善しませんね。

 

専門医は努力しています

NPO法人「日本ナルコレプシー協会」があります。

これは特発性過眠症ナルコレプシーの患者で作られています。

 この協会では全国の中学校に対して啓発 (けいはつ) のパンフレットを

配布しています。

患者がいれば

  • 患者同士の交流会
  • 情報交換
  • 電話相談受付

これは、この病気がもたらす特有の症状は患者同士で無いと分からないし

理解できない点もあるからです。

連絡先は 047(352)9889

気軽に連絡して、相談して下さい。

 

症状の原因

これは睡眠障害のタイプにより違ってきます。

要因としては
  • 精神的なストレスや疲れ
  • 時差
  • 就寝環境 明るすぎる
  • 騒音 うるさすぎる
  • アルコール、カフェインなどの摂取
  • アトピー性皮膚炎
  • うっ血性心不全
  • 喘息
  • 糖尿病
  • うつ病
  • 統合失調症

等があげられます。

 

寝ているんだけど十分な休息が取れていない

という睡眠の質が何かの状況で障害となっている事もあります。

 

体内時計が乱れる

睡眠障害は体内時計が乱れますので昼夜の生活リズムが逆転する事もあります。

メラニンと呼ばれる物質で体内時計は調整されていると考えられていますが

 

これには光や日光が大きく関係しています。

体内時計は残業等で夜遅くまで働いて太陽が出る頃は寝ている

朝日を浴びない事で乱れて行きます。

それが続くと睡眠障害の発症へとつながって行きます。

 

症状としては

これは睡眠障害のタイプにより様々です。

  • 入眠困難 横になっても、なかなか睡眠に入れない
  • 中途覚醒 眠りに入っても深夜に何度も目が覚める
  • 早期覚醒 起床時間よりも早く起きてしまう。再度眠りにつく事が出来ない
  • 熟眠障害 熟睡出来たという質の高い睡眠が得られない

 

対処法はあるか

普段の生活が要因の場合があります。

  • 過度に疲れない様にする 度重なる深夜までの残業や体を使い過ぎる職業等も含まれます
  • ストレスを抱え込まない
  • アルコールやカフェインの摂りすぎ

また

  • 毎朝一定の時間に起き、寝る
  • 適度に日光を浴びる
  • 運動をする

規則正しい生活に戻すことが、まずは大事ですね。

 

睡眠障害のタイプによって内服薬が処方されますので専門医によく

ご相談してみて下さい。

 

 

専門医がいる病院が分からない場合は

先程のNPO法人「日本ナルコレプシー協会」に

問い合わせてみてはいかがでしょうか。

 

私の職場にも立ちながら寝ている人がいます。

彼も睡眠障害かもしれませんね。

あなたの周りにもいるかもしれません。

決して「怠け者」とか「だらしない生活をしている」

とか決めつけないで下さい。

 

その人たちは睡眠障害かも知れません。

温かく見てあげて下さい。

 

この記事を書くにあたり「ヤフーニュース」を参考にさせて頂きました。

有難うございました。

 

 

ここまで読んで下さり、有難うございます。