hirono-adarihodori

思いついたまま書いているブログです。お付き合い下さい。

クラリーノ アヒルの名前です

今週のお題「おとうさん」

ヒル君 お前の名はクラリーノ


男の子、3歳位かな、長靴を履いている。久々にアルバムを見ていたら、この写真が目に入った。


私は以前、鶏のひよこではなくアヒルの雛を飼ったことがある。値段は忘れた。


この頃、テレビのコマーシャルでクラリーノという長靴があった。それでつけた名前がクラリーノだ。庭で遊んでいるアヒルに水をかけてやると喜んで走り回る。

 

 
クラリーノを飼ったのは20歳位の頃で商店街の露店で雛を売っていた。


友達の兄貴が買ったので私もつられて一匹買ってしまった。


その兄貴は中学校の頃仲間と素人のグループサウンズを結成していて、ちょっと傍目から見ると不良ポイ感じの人達だった。


ヒルの雛をかうような雰囲気の人ではなかったのだが。後から知ったのだが、その仲間には中学校の番町がいて、お蔭で中学生の頃は他の不良たちも我々には手出しをしなかった。


グループサウンズの大会ではドラム担当の人が演奏途中でステイックを折ってしまい涙の敗退となってしまった。


私たちの遊び場は何しろ市では一番の繁華街で昼間からヤクザっぽい人やバーのお姉さんがイッパイ通りを歩いていた。私の家からは歩いて1、2分位ですが別世界の雰囲気がありました。


友達の家はタバコ屋さん。私の家もすぐ近くだった。近くに芸者の置屋があって同じ位の歳の女の子がいて、一緒に遊んでいるとおまわりさんに補導しかかったことがあったが、家がすぐ近くだと言うと理解してくれ、軽く注意をして微笑みながら巡回を続けるため離れていった。

 

あっクラリーノの話でしたね。友達の兄貴のアヒルは残念ながら死んでしまった。暫くしてクラリーノも生死を分けた出来事があった。


私の父親が死んで暫くしてから、一家は新興団地へ新たな家を建て引っ越した。見晴らしの良い丘の上の家である。


庭でクラリーノを飼っていた。夜は箱の中に入って寝ていたが不思議と外へ逃げ出したりしなかった。呼ぶと餌をもらえると思うのかすぐ寄ってきた。

 

ヒルを庭で飼っているのは珍しいらしい

庭で餌をやると通りすがりの親子連れが「庭でアヒルを飼っている」と指さして騒いでいた。普通は金網の小屋にでも入れて置くんだろうけどね。


でも跳び歩きながらフンをするのにはいささか参ったな。それでホースを引っ張ってきて水をかけて洗っていると大喜びで水を浴びて羽をバタバタしている。

 

私は飛べないアヒル

そのまま飛んで行ってしまうのではと心配したがアヒルは飛べないんだね。ペンギンと同じです。


後で知ったがアヒルを漢字で書くと家鴨となる。野生の鴨を捕まえて檻の中で飼育していると餌の心配がなくなったのか体が重くなり、何代も交配していると親でさえも飛び方を忘れてしまい鶏の様にDNAが変わってしまった。そして人間に飼われるようになったと言う訳です。

 

クラリーノ猫に襲われる

ある日クラリーノが騒いでいるのでガラス戸を開けるとクラリーノが私に向かって走ってきた。私の足の後ろに隠れ怯えています。肩から血を流し白い体は半身血に染まっていた。


目を目を向けると猫がこちらを見ています。身構えていたので追い払った。それからクラリーノの肩を調べるとざっくりと割れていました。


薬箱を開け血止めを塗ってから何を思ったかオロナインを取り出し、べったりと塗りつけました。そして包帯で肩口をぐるぐるときつく巻いた。


少しクラリーノが落ち着いてから先ほどの猫を探しに外へ出た。いました。近くの送電線の柱の近くでこちらを見ていた。


このままでは、また襲ってくると思うし、会社に働きにも出られないので何とかしなければと思案しました。

 

座って手に餌を持っているようにしてニャーン、ニャーンと手招きをすると猫が少しずつ寄ってきたではないか。


首筋をつかみ小高い丘の上からほおり投げてやった。しかし、さすが猫だ、くるりと回って足から着地した。どこかの猫とは違う?。暫くこちらを見ていたがいつの間にかいなくなった。

 

それから、この猫は姿を見せなくなりました。

 

オロナインで治った ?

クラリーノだが何回もオロナインを塗り、包帯を取り換えてやった。何日かして傷もふさがり一応は完治した。


動物病院も今みたいに、いたるところに在る時代ではなかったが、今思ってもオロナインで治るとは思わなかった。

 

クラリーノです

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その年に東京の本社に転勤が決まり、クラリーノをどうしようかと会社で話したら同僚の女の子が「私が預かる」と引き受けてくれた。男の子がクラリーノを追いかけている写真はその子が東京のアパートへ送ってくれたものです。

 

クラリーノの写真はこれしかありません。フイルムカメラで撮った記憶がありますが、現像した写真が何処にあるか今となっては思い出せません。

鶏のひよこと違い、アヒルはよく慣れますね。

 

ここまで読んで下さってありがとうございます。