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思いついたまま書いているブログです。お付き合い下さい。

青森ねぶた 一度は生で見ないと、そして由来は

壮大な祭りです。

8月2日~7日まで開催され、毎年約250万人が見物に訪れます。

青森ねぶた祭は火祭りです。世界的にも日本の火祭りとして有名です。

 

とにかく勇壮でダイナミックなこの祭りは他に類を見ません。

 

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私が初めて「青森ねぶた祭り」を見に行ったのは、20代の半ばです。

友達カップルと私の3人で彼のマイカーで早朝暗いうちに仙台を出発しました。

 

イカーで行く場合は、眠い時は休憩を

予定では八甲田山奥入瀬十三湖等を見て回り青森市に至るというものです。

だいぶ前なので行程の順序は忘れましたが、覚えている事があります。

 

まず、出発後国道4号線を北上し、岩手県の一関辺りで車が中央分離帯に突っ込んでしまいました。異常な音で気が付いたのですが、彼曰く「眠かった」。

彼女はプンプン・・・

幸いな事に車は異常なし、彼女は興奮しているので私が運転を変わりました。

運転する皆さん、眠い時は車の通行に邪魔にならないところで仮眠をとるか、運転できる同乗者がいる時は変わってもらいましょう。 

決して無理はしない。楽しい旅行が大変な事になります。

 

八甲田山は少し前に北大路欣也高倉健の「八甲田山」の映画を見たばかりでしたので、感慨深いものがありました。

遭難兵士の記念像の前では映画の場面が思い出されました。

 

生き残りの兵士を含め関係した人達は日露戦争の激戦地域へ送り込まれ、殆んど日本には戻ってきませんでした。口封じとの噂は有りますが定かではありません。

 

像を見上げる緒形拳の名演技は忘れられませんね。

野良犬かどうか分かりませんが犬がこちらを見ていたのを覚えています。

 

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八甲田山

 

奥入瀬(おいらせ)は素晴らしかったです。

今まで見たどの渓流の水よりも綺麗に感じました。

とにかく見ないと分からない感動でした。

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十三湖(じゅうさんこ)十三湖を背景に写真を撮ると、あまり見たく無いものが写るとかの噂を知っていましたが、確か灰色の湖だったような・・・

13と言う数字は余り良いイメージは無いようです。

でも、後で知ったのですが、十三湖は昔は「とさ」と呼んでたらしい。

アイヌ語です。

その昔、湖の海への出口に「とさ」と呼ばれる集落がありました。

 

長くなりました。でも、本当に青森は行くだけの価値はあります。

ねぶたも、また素晴らしいです。

 

他の地域の弘前ねぷたやねぶたと違うのは類を見ない程の勇壮な囃子です。

日本の伝統音楽にはない響きがあります。

蝦夷の文化音楽が色濃く影響しているのかもしれません。

 

青森ねぶたの歴史

ねぶた祭りが歴史に登場するのは江戸時代の享保の頃と言われていますが、意外や弘前ねぶた祭りを真似て始まりました。

弘前ねぷた等も見たことがありますが、山車の規模も含めて青森ねぶたが圧倒的に大規模です。

電線の高さの影響が最も大きいと言われています。

 

言い伝えでは京都の祇園祭の山車に似ていたとの事です。

伝承ですから定かではありませんが。

 

今の様な中国の三国志や歌舞伎的雰囲気の山車になったのは同じく江戸時代の平民の文化が花開いた文化年間の頃です。

 

江戸時代や明治時代には大型の燈篭で街を練り歩くのは危険とみなされたのか、禁止されました。太平洋戦争中も禁止されました。

しかし末期には戦意高揚の為に鬼退治として解禁されました。戦後は欧米に対して敵対的な表現であるという事で禁止されました。

 

戦後は観光を目的とした色合いが濃くなり、どんどんと巨大化していきます。

 

ねぶたの起源

起源と思われることは複数あります。どれが定かかは誰もわかりません。

陸奥の国(平安時代までにはみちのくと呼ばれていた)を屈服させるために坂上田村麻呂が用いた作戦があります。

敵を笛、太鼓、大燈篭ではやしたてて油断させました。

これが起源ではと言う説があります。

が、田村麻呂は青森県まで入っていないはずです。青森に住んでいたのはアイヌ人です。彼はアイヌと戦ってはいません。部下は行っている可能性はありますが。

 

現在では優秀なねぶたを作成した人に与えられる最高賞は「ねぶた大賞」と呼ばれていますが、それ以前は1962年に制定された「田村麿賞」と呼ばれていました。

 

征服された人々が「田村麻呂」の名を使うのは不自然な気がします。

でも、青森ねぶたの山車ははっきり言っておどろおどろしたものが多く、田村麻呂を悪鬼のごとく郷土に攻め込んできた姿を表しているのかも・・・

 

他に、七夕とか眠り流しの行事(禊祓い=みそぎはらえ)が変化したのではと言う考えがあります。こちらが現在では主流です。

 

禊祓いとは人の罪や穢れ(けがれ)を除きさる神事です。

 

ハネトの由来

ラッセラー ラッセラー」と跳人(ハネト)が叫びながら飛び跳ねます。青森ねぶた祭はとても動的な祭りです。見ているだけでテンションが上がります。

 

この掛け声の意味は何でしょう。

出せ、出せ」の意味と言われています。

 

「出せ、出せ、ローソクを出せ、出さねばかっちゃくぞ」

以前は、子供たちがねぶたを灯す「ろうそくを」を集めるために各家を回った。

「かっちゃくぞ」とは 爪をたてて ひっかく と言う意味です。

怖いですね。

 

また、

「出せ、出せ、いっぺい出せ」

おふるまいや寄付金を出せとせがむ言葉です。

 

実際は逆にふるまってくれた。

初めて青森ねぶた祭を見学した時は、祭りの関係者が一升瓶に入った日本酒をブリキの器に注いでくれて我々に飲ましてくれました。

 

私はお酒はあまり飲めませんが、祭りの雰囲気に飲まれた感じで、本当に美味しく感じました。地酒だと思います。

 

仙台でも大崎八幡という神社がありますが。そこのお祭りでは近所の民家が同じ様にお酒のおもてなしをしてくれました。

でも、飲んだら車の運転は駄目ですよ

 

青森ねぶたを見に行くには

せっかく行くのですから、先ほどの「奥入瀬」等も見る為には最低1泊は必要ですね。

 

私たちは、友達の彼女の親が専売公社に勤めていた関係で、ねぶた祭りのメイン道路のすぐ近くに専売公社の宿泊所みたいな施設があり、そこに泊まる事が出来ました。確か民宿程度の料金でした。

 

専売公社と聞いても分からない方が多いと思います。

以前、塩とかタバコは日本国の専売でした。塩は今はどこでも売っています。

タバコは現在JTです。

 

その時でも、一般の人が宿泊施設を抑えるには1年前から予約しないと駄目でした。

今は、ホテル等も増えていますので以前ほどではありませんが、大変混雑します。

お泊りになるなら早めに計画を立て、宿泊施設の予約は速やかにして下さい。

 

催し会場は主に青森駅の東側ですので、こちら側の施設がお勧めです。

早く予約すればとれるかもしれません。

 

何しろ、28万くらいの人口の所にねぶた祭りの期間中に、10倍近い観光客が押し寄せてきますから余程早くから予約しないと手遅れになります。

 

JR青森駅から徒歩で5分から20分位の所が会場です。遊覧観光席は一人3000円。

日帰りも考えられますが、何といってもメインは夜なので、それから電車で帰路に就くのは疲れの度合が半端ではないです。

 

 

私が知っている施設では

◉ホテルサンルート青森 ☎017-775--2321

◉ハイパーホテルズパサージュ ☎017-721-5656

他にも有りますので、ご自分に合った施設をお探しください。

 

宿泊施設を抑える事が出来れば、その苦労の何倍にもなって感動が帰って来ます。

ネットで調べるか、お近くの観光案内所でお調べください。

それ程、青森ねぶたは素晴らしいです。