hirono-adarihodori

思いついたまま書いているブログです。お付き合い下さい。

にんじんは年に2回作る 春と夏 芽を出すまでが一苦労

私には年2回種蒔きをする野菜があります。

主なものはニンジン、ブロッコリーの2つです。

 

2つとも試しに2期作したら上手く出来たので、それからは毎年作りました。

春蒔きと夏蒔きです。

 

ニンジンについて説明しますと

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春蒔きは4月中頃に種を蒔きます。

私の地域は南東北ですので、それより前に種蒔きしますと遅霜にやられる可能性があります。

 

夏まきは7月中頃です

春まき時点で少し離れたところに、何も植えない畝を夏まき用として、確保しておく必要があります。収穫目安が3ヶ月後です。それから調理に使う分だけ収穫していきますので同じ場所には種蒔きできません。

 

ニンジンの連作障害
「ニンジンは連作障害が出にくいので、同じ場所で栽培しても大丈夫です。」と言うサイトもありますが、連作障害はあります。

 

2~3年は同じ場所では作らないで下さい。センチュウ等の被害にあいます。

 

畝の準備
私の場合は溝施肥ですので、堆肥等を全体にはまきません。

畝幅は50~60㎝です。

 

2週間前にまず、よく耕し、小石や硬い土の塊等があれば除去して下さい。小石が下にあると「股根」になります。股根とは根が二つに分かれてしまう状態です。

 

苦土石灰を100g/㎡まきます。

まき終ったら良く土となじむように耕して下さい。小石や硬い土を取りながらやれば楽かもしれませんが、その際は、小石等に着いた苦土石灰は畝に落としましょう。勿体無いですよね。

 

畝の高さは通常のものであれば20㎝弱にしましょう。長くなる品種の物は出来る人参の長さくらいの高さにしましょう。

 

種蒔き1週間前、先ほど溝施肥と言いましたが、私の場合は溝の中に堆肥等を入れます。

畝の真ん中より鍬の半分ずらして間縄(けんなわ)を張ります。その位置に深さ14、15㎝ほどの溝を鍬で掘ります。なるべく鍬の幅より溝が広がらない様にします。移植ゴテで溝の底に完熟牛ふん堆肥を隙間なく置いていきます。

 

牛ふん堆肥を入れる前に両端に溝の位置が分かるように短い支柱を刺しておきましょう。

 

その上に化成肥料を牛ふん堆肥が、ほとんど見えなくなる位にかけていきます。

 

土をかけます。

 

牛ふん糞堆肥等の高さが3~4㎝、かける土が深さ10㎝位ですね。

 

堆肥等をまいた溝にもう一度間縄を張ります。先ほどの支柱が役に立ちます。

 

申し訳ありませんが図面を書くイラストレーター等のソフトがありませんので、今迄の手順を箇条書きで簡単に書きますと、 

  • 種を蒔く2週間前に小石や硬い土を取り除く
  • 苦土石灰をまいて良く耕す
  • 高さ20㎝弱の畝を作る
  • 1週間前、畝のセンターより鍬の半分ずらして間縄を張る
  • 深14、15㎝程の溝を鍬で掘る
  • 溝の両端に支柱を目印の為に刺しておく
  • 溝に牛ふん堆肥と化成肥料を施す
  • 土をかける


種蒔き

間縄から左右に12~13㎝離したところに直径10㎜の支柱を横にして、指で土に押し付けて種を蒔く浅い溝を作ります。縄に平行に溝を作って下さい。

 

にんじんんは発芽率が低いのでなるべく1㎝間隔になるように置いて下さい。

いずれ8~10㎝間隔に間引きますのでその間隔で3、4粒蒔いても結構です。

注意点は、種がなるべく重ならない様に置いていきます。

一番根気のいる作業です。腰が疲れたら休み休みやって下さい。

 

蒔き終りましたらサラッと種が隠れる程度に土をかけて下さい。

手の平で軽く土を抑えてます

 

もみ殻を用意できる方は蒔いた上に、土が見えなくなる様にかけて下さい。適度な保温と保湿効果があります。

 

水をかけます。畝全体が濡れた状態になるように大量にかけて下さい。

注意することは溝に大量に流し込んで種を流さない様にすることです。

 

不織布をベタ掛けにし、四方の端に土をかけて風でめくれない様に抑えて下さい。

再度水をかけて置けば万全です。

 

にんじんは水やりが大事です。土が乾燥しない様に水やりをして下さい。

 

その後、芽が出ていないか確認して下さい。芽が出揃って不織布を押し上げる様な状態になったら剥がします。

芽が出過ぎてから剥がすと先端が折れたり、絡まったりして、根まで抜いてしまう恐れがありますので注意が必要です。

 

毎日畑へ行けない
仕事の都合等で毎日畑へ行くのは無理で、水をまけない方は新聞紙を利用しましょう。

不織布の代わりに新聞紙を使う方法もあります。5㎝位重なるように敷いていきます。

 

両端に土をかけるのは同じですが、新聞紙は短いので石や木材を使って、紙の両端や中央において風に飛ばされない様にします。種を蒔いたところには置かない様に。

 

新聞で覆ったら水はかけられません。破れてしまいます。

風で一部が飛ばされたり、破れている時があります。畑へ行ける時は新しい新聞紙を持って行きましょう。剥がれた分を取り替えましょう。

 

新聞紙を利用するのは農家さんから教わりました。私もやってみて失敗はありませんでした。保湿効果もありますね。

 

発芽したら70%は成功
何しろ発芽しにくい野菜です。無事発芽したらほぼ成功です。

 

にんじんの発芽日数は発芽適温が15~25℃、発芽日数は8~10日です。

新聞をかけた時には1週間前に芽が出ました。

 

これから大事なのは間引きと水やりです。

  • 1回目の間引き 競って伸びてきますので、成育の良い芽を残し3㎝間隔になる様に間引きます。
  • 2回目の間引き 本葉2~3枚になったら5㎝間隔に間引く 
  • 3回目の間引き 本葉5から6枚になったら10センチ前後に間引く
  • 2回目の間引きからは、その都度化成肥料を根から離してパラパラと撒き、土と混ぜて根の方に土寄せをします。追肥をしなくても良いかもしれません。念のためです。

 

一生に家庭菜園をしている、ある奥さんは「勿体無い」と言って間引きをしませんでした。その結果、食に値しないものしか作れませんでした。

最近、やっと間引くようになって良いものが出来る様になり、喜んでいます。

 

大根でも、他の野菜でも間引きは大事です。1本分のスペースと肥料で3本も4本もまともな野菜は出来ません。

 

3カ月前後で収穫

いよいよ収穫です。3ヶ月目を目指して頑張ってきた結果、素晴らしい「にんじん」が目の前に見える事でしょう。

 

夏植えも同じやり方です。長梅雨で日照不足や、逆に水不足で畑がカラカラに乾いてしまったり、台風が来襲したりと色々と大変な事もあるかも知れませんが、無事に野菜が育つよう努力しましょう。