hirono-adarihodori

思いついたまま書いているブログです。お付き合い下さい。

山の遭難、原因は無知な随伴者の迷走

子供が小さかった頃、無理やり遭難させられた 

我が家の家猫 「茶タロウ」がマジックボールを口にくわえて私の顔を見ています。

その内ボールをポトンと私の傍に落としました。

 

仕方が無いのでポーンと投げてやると、弾むボールのリズムに合わせて首を動かしながら見ています。

 

何回かやっていると頭のてっぺんに当たったりします。

動かなくなると、口にくわえてきて私の前に置きます。

 

こちらが飽きてきても続けて欲しい様です。

山のような軌跡を描いてボールは弾んでいます。

 

テレビでヘリコプターが山奥で視界を失い、山に激突した報道をしていました。

 

その後、仕方なく「茶タロウ」の相手をしているうちに、ふっと、ある事を思い出しました。

 

 

息子が山で遭難

20数年前の事ですが、ずーっと思い出すことはありませんでした。

息子は小学1、2年生だったかな、地域の剣道愛好会みたいなものに入会させました。

 

子供は小さいうちから、何かスポーツをやらせようと決めていました。

出来れば日本武道。

 

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結構楽しく励んでいました。

試合を何回か見に行きましたが、私が行くときは負ける姿しか見たことがありません。

普段は勝っているらしいのですが、良いところを見せようとして隙が出るのかも。

 

夏休みに山登りの企画が決まる

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イメージです。

夏休みの恒例でイベントがあり、今回は山登りに決まりました。

二口峠という山で、渓谷があります。

家から車で1時間半くらいの距離かな。

 

担当の父兄が引率します。

子供は20人くらいだったと思います。

楽しそうにはしゃいでいる息子に見送られて、私は仕事に行きました。

 

7時前に帰宅しましたが、息子はまだ帰ってきてません。

道路が混んでいるのかもと思い、ちょっと気がかりになっていました。


まもなく、遭難したとの一報が

父兄間の連絡網で、遭難したとの連絡が入りました。

「山の施設関係者から予定の時間が過ぎても戻ってこない。

現在、捜索隊を組織して探しています。」

 

血の気が引くとはこの事を言うんですね。

早速、関係父兄が小学校に集められ、即、衆議一決

「現地へ行こう」

 

同じく小学生の娘をお向かいのご家庭に頼み、妻と車で現地へ向かいました。

結構、遠く感じたのを覚えています。

 

8時間も山をさまよう

現地の宿泊施設に入ると、中は不安な表情をした父兄が

あちらこちらで集まっています。

 

11時ごろ、施設の人が入ってきて

「見つかりました」

「隣の山形県上山の駅の近くで発見されました」

「全員無事です」

 

ドッと歓声が沸きました。

どの母親も泣きながら喜び合っています。

 

「上山で車を手配しました。子供たちを休ませてからこちらへ向かうので

夜中の2時頃になります。

お食事と泊まれる用意をしましたのでこちらの部屋にどうぞ」

 

二口の人達の親切さには感謝の一言です。

 

でも、遭難してから8時間近くも夜の山道をさまよって、よく無事に辿り着いたなと考えさせられました。

 

引率した父兄は母親だけです。道に迷ってからの子供たちも心細かったと思います。

どんな思いで山道を歩いたのか、考えると胸が苦しくなりました。

 

原因は人の意見を聞かない一人の婦人

待つのがこんなに長く感じた事はありません。

やっと子供たちと父兄は無事戻ってきました。

 

妻が小走りに走ってきた息子を抱き止めようとしたのですが、息子は脇をすり抜けていきました。

 

トイレへ一直線です。

車酔いをしたようです。

無理もありません。整備されていない山道を長時間、車に揺られてきたのですから。

 

一同が落ち着いてから引率者の説明が始まりました。

下山する時に道を間違えたようです。

登るときは分かれ道があっても気が付きますが、下山する際は見落としやすいです。

注意しないと別な道に入ってしまいます。

 

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イメージです

先頭を歩いている人に

「道が違うよ」

と後ろを歩いていた父兄が言ったのですが、

その人は

「これで良いの、余計な事は言わないで。私は山に詳しいから」

と言って、再三の注意を無視したそうです。

 

そのうち、暗くなりやっと道に迷ったことを認めました。

 

普段から、その人は人の意見を無視しているそうで、余り周りには快く思われていなかったと聞いています。

 

しかも父兄では無く、何時も剣道愛好会に顔を出している単なる近所の人で、

世話役のつもりらしいとの事です。

 

その自称世話役の婦人は私たち父兄の前で、泣きながら弁解しましたが

誰もその人の言葉を信じる人はいませんでした。

 

「家に帰りたい」

息子が言います。余程ここには居たくないようです。

施設の人のご厚意に甘えて泊まろうと決めていましたが、今日は息子優先です。

 

真夜中の道を車を走らせました。

息子の話だと何人かが沢に滑り落ちそうになったそうです。

「暗いから無理もないよな」

 

暫くすると、息子は安心したような顔をして寝てしまいました。

 

 

最近もよく遭難事故が起きていますね。

組織で行く場合、独り合点な人に任せないで、特に子供たちの山登りを計画する時は現地の道案内人を付けましょう。

 

ここまで読んで下さいまして有難うございます。