hirono-adarihodori

思いついたまま書いているブログです。お付き合い下さい。

大晦日の由来。昔は夕暮れから新しい1日が始まる。現代もこの日だけは家族揃って団欒を

晦日とは

別名、大つごもりとも言います。

間もなく今年も終わりますね。年々1年が早く過ぎるような気がしますが。

大掃除や新年を迎える準備で皆さん大変ですね。

私も毎年ノルマがあります。

玄関の掃除と窓掃除ですが、終わると清々しい気分になります。

 

毎年迎える大晦日ですが、どんな由来があるのでしょう。

かなり昔、平安時代には行われてきたようですが。

 

目次

 

晦日の由来

旧暦では月の最後の日を晦日(みそか)と言います。

年の最後の日は大晦日(おおみそか)となります。

ここで面白いのですが、みそとは三十の事ですが

晦日(みそか)はその月の最後の日の事でした。

年によっては月の大小が変動しますので29日を指す事もありました。

 

旧暦(太陰暦)には元々31日はありません。

明治6年太陽暦グレゴリオ暦)に改められてから

31日が初めて登場します。

明治政府が太陽暦を採用したのは明治6年(1873年)であり、

この年は閏6月があり年13カ月になってしまいます。

明治政府は西洋に倣い官吏の給料を月給制にしました。

それまでは年棒制です。

 

13回給与を払わなくてはならないと悩んだ政府は突然太陽歴を採用します。

明治政府の財政は疲弊しており窮余の一策でした。

伝統行事や生活習慣等に混乱が生じますので、国内全般とはいかず

暫くの間は旧暦も併記する事が続きました。

本格的に新暦が採用されたのは明治43年(1910年)になってからです。

これをもって旧暦併記は廃止されていきます。

この頃から旧暦の事を月遅れと言う様になりました。

月遅れの正月とか、月遅れの盆の入りとか言いますよね。

その当時から完全に廃止すると混乱は確かに生じます。

 

余談ですが、閏年にどの月を閏月にするかと言うのは、

かなりな専門職の方でないと分からないそうです。

適当にやっている訳では無く、かなりな法則と理念があるようです。

 

新暦では4年に一度閏年があり2月に調整されます。

2月29日生まれは4年に一回誕生日が来る。

私の身近にもいます。

 

晦日晦日のうちでその年の最後の日

つまり12月31日の事です。

1月1日が新年の始まりとなります。

 

信仰に基ずく儀礼

日本の大晦日という習慣は古くからの信仰の儀礼です。

来るべき新しい年の一年間をつかさどる神様で

歳神様(としがみさま)

もしくは歳徳様(としとくさま)と言われています。

 

年の初めから来られるため、「正月様」(しょうがつさま)」とも呼ばれます。

2、3年前の事ですが

私が新年早々に畑を見に行くと、農家の人が「正月様にお参りしたか」と聞かれ

何の事だろうと思ったことがあります。

古くからの農家にはまだ色濃くこの風習は残っているようです。

 

つまり大晦日とは歳神様をお迎えする準備の日でした。

昔は1日の始まりは夜です。

新年の始まりは大晦日の日暮れからです。

 

年により来られる方角が違う。

この神様は神社等の宗教施設ではなく、各々の家に訪れると信じられています。

その年により来られる方角が違いますし、その方角は恵方と呼ばれています。

恵方巻ってありますよね。どこかのコンビニで始めた。

たぶん食べている人は恵方の意味を知らないかもしれません。

 

 

恵方から訪れる神様をお迎えし、一緒に食事をする。

元旦も家で一緒に過ごすことが一般的でした。

 

ちなみに調べてみますと

2019年の恵方は寅と卯の間、甲の方向 およそ東北東

 

明治になると神様が自分の家へ来られるという考え方が薄れ、

正月三が日に願い事を伝える為に自ら神社等へ詣でる「初詣」をする様になりました。

それもあり次第に家で神様をお迎えする「年籠り」の風習は失われていきます。

 

現代にも残る大晦日の文化

今年ユネスコ無形文化遺産に登録された秋田県男鹿半島の「なまはげ」は

晦日旧正月に子供のいる家へ訪れて「悪い子はいねーかー」とか

叫びながら子供を脅す郷土文化です。

 

本来は平安時代に大晦日に行われていた宮廷儀礼に「鬼やらい」があります。

年の変わり目である最大の節分に、恐ろしい姿かたちに扮装した

方相氏(ほうそうし)が鬼等を追い払うための行事ですが、

 

なまはげ」はそれの名残と思われます。

中央から日本海の小さな半島に伝わり、伝承されてきたんでしょうね。

昔の姿そのままであるかどうかは誰にも分かりませんが。

 

まとめ

現代の大晦日

1年最後の日12月31日の夜中の12時00秒まで

 

昔の大晦日

昔は1日の始まりは夜です。

12月30日の夕方から31日の夕方まで

歳神様(としがみさま)をお迎えする準備の日です。

 

昔の話です。

 

 

 

ここまで読んで下さい、有難うございます。