hirono-adarihodori

思いついたまま書いているブログです。お付き合い下さい。

何かと面白いイヌ その名はリキ

子供の頃からの夢が犬を飼うこと

家庭を持って初めてのペットがリキです。

 

この子は新聞の「子犬をあげます」の広告で譲り受けました。

 

飼い主は「他の子はみんな貰い手が出来て引き取られたが、この子だけはまだで、ちょっと大きくなってしまって」と言いました。子犬はアイヌ犬の雑種でオスでした。

 

目次

 

せっかく行ったので手ぶらで帰るのも何だし、可愛い顔をしているので頂くことにしました。段ボールに入れて後部座席に置き、娘が横に乗りました。

 

それが、後で後悔することになるとは。

妻が抱きかかえて運べば良かったのですが、息子を抱っこしていたので仕方ありませんでした。車の揺れで動く段ボールを抑えるには4歳の娘では無理でした。

 

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 この犬は 車に酔う犬になってしまいました。写真では偉そうにしていますが、車に乗ると酔うというトラウマが再発されて後で可哀そうな体験を何度もします。

 

海とか30分以上のドライブだとそわそわし始めます。車から降ろすと・・・あとはご想像通りの状態になります。

極力気を紛らわせてやろうと思って助手席に乗せ、窓を開けてやりますが駄目でした。

 

ごめんねリキ。

 

リキは初めは違う名前でした。 

甚左衛門 なんでこんな名前にしたのかと言うと、友達の犬が権兵衛でしたので。私も面白いと思いつけたのですが、後で考え直しました。

 

何故かと言うと

 

この犬は首輪抜けの天才でした。もう嫌になるくらい勝手に散歩します。散歩をさせない訳では無くて1日に朝、晩の2回していました。

 

私は今どきのペットを飼う人と違って犬は庭で飼うものだという固定観念がありましたし、ほかの家でもその頃はたいがい庭で飼っています。

 

朝、散歩をさせようと思って庭に回ると鎖と首輪だけが待っていました。慌てて外に出て「じんざえもーん」「じんざえもーん」と名前を呼びますが、見つかりません。

 

普段は名前を呼ぶと、すぐに駆け寄ってきます。結構頭は悪くないようです。たぶん…。

 

甚左衛門と散歩をするコースに広い野原があります。そこでよく散歩ひも(今はリードと言いますね)を外して自由に遊ばせます。他の犬が後で野原に来ても、名前を呼べば戻ってきます。

 

でも大型犬がいると猛然と走り出して向かっていきます。強い、相手の犬はたいがい怯みます。でも強く名前を呼ぶと途中で戻ってきます。

 

他の大型犬も放されているともう大変です。

 

甚左衛門はアイヌ犬です(雑種ですが)。ご存知の様に熊と戦う犬です。もし怪我でもさせたらと気が気ではありません。

 

家の犬は筋肉もりもり

飼った時から近所の肉屋で牛肉の骨を買ってきて、煮込んでから冷まして通常のエサの他に与えていたので筋肉もりもりです(ちょっと大げさ)。

 

成犬になってからは妻が散歩させると、ゆう事を聞かず、好きな方へ歩き出すので引きずり回されます。近所の人に「どちらが散歩させているか分からないね」とよく言われました。娘がやると目を覆いたくなるような状態になります。

 

それで、まあ他の犬に怪我でもさせてはと懸命に探します。

 

近所の人に、あそこの陰で隠れていますよと笑いながら教えてもらいました。成る程、いました。悪いことをしたと思っている様なしぐさをします。

 

でも何故、近所の人が笑っていたのか、何となく意味ありげな雰囲気でした。家に帰って妻に言うと「名前がねー」とかえってきました。

 

私も度々なので名前を呼ぶ時は何となく気恥ずかしい思いはありました。

 

それで、違う名前にしました。2回目の名前は忘れました。しばらくしてリキと命名しました。呼びやすくなりました。

 

リキにとっては迷惑だったと思います。

 

でも気になるのは、たぶん私たちが寝ている頃から逃げ出しているので、方々に子供がいるのではと…。

 

1年位してから別の地に新築したので移りました。今度の庭も広いです。リキはやはり庭で飼いました。子供が縁で多くの家族と親しくなりました。よく回り持ちでバーベキユウをしました。リキも連れて行きます。焼き肉を冷まして与えるとパクパク食べます。他の人が酔っぱらうと肉などの食べ物を地面に落します。それを片づけるのはリキの役目です。

 

連れて行かないとワンワンないています。「連れてくればいいのに」とみんなが言います。いくとふてくされているのが分かります。

 

ごめん、リキ

 

色々な事がありましたが、ついにリキも寿命が尽きる時を迎えました。

段々に痩せていき前から見ると煎餅のような体になりました。庭ではまずいと思い、玄関エントランスに住居を移しました。広く、雨もかからないし、何よりも目が届くし、リキもさみしくないと思ったからです。

 

近所の子供たちも声をかけてくれるからです。そんな体になっても散歩はしたいみたいで、私が近づくと「行こう」と目が訴えています。

 

でも、ものの30メートル位で立ち止まってしまいます。よろよろと歩く姿は見るに堪えません。抱いてやると軽くなったなと感じます。近所の子供たちも心配そうに見ています。

 

ある日、職場に妻から電話がかかりました。「リキが死んだ」来るべき時が来ました。

 

帰ると、近所のお兄ちゃんが「リキ死んだね」と寄ってきました。妹たちも悲しそうな顔をしています。リキは人気者だったから…。

 

毛布にくるんで初めて家に入れてやりました。台風とかの日は玄関に移したことはありましたが。座敷には初めてです。仏間に置き、首輪等と好きなエサを添えてやりました。

 

翌日、火葬されペットの共同墓地に葬られました。

 

これでリキの話はお終いです。たまに夢に出て来る様ですが、何しろ夢なのではっきり覚えていません。

 

有難うございました。