あだり ほどり

思いついたまま書いているブログです。お付き合い下さい。

ちいちゃんのかげおくり 市原悦子の魂の朗読 生涯大切に読んでいた物語 伝えたかった願い

魂の朗読

先日、そろそろ寝ようかなと思い居間に戻りました。

テレビのスイッチを消す為です。

すると、あるテレビ番組で市原悦子さんが朗読をしていました。

何気なく見ていましたが、だんだん引き込まれていきました。

市原さんの語り方は勿論素晴らしいのですが、朗読の内容にです。

 

番組のタイトルは「魂の朗読」とあります。

先月の12日に心不全で亡くなりました。

享年82歳

改めてお悔やみ申し上げます。

 

目次

 

朗読の内容

ちいちゃんのかげおくり

ちいちゃんは四人家族の末っ子、女の子です。

太平洋戦争の末期

お父さんは体が悪いのに兵隊に行くことになりました。

 

その前日におとうさんが「かげおくり」という遊びを教えてくれます。

地面にある影をじーと10秒くらい見てから空を見上げると

影の残像が空に浮かぶ

そういう遊びです。

 

戦争が激しくなり空襲が始まります。

ちいちゃんとおかあさん、おにいちゃんは逃げまどいます。

途中おにいちゃんは転んでしまい

怪我をしてしまいます。

おかあさんはお兄ちゃんをおんぶしてちいちゃんと逃げます。

 

大勢の人が逃げ惑う中で

ちいちゃんはおかあさんたちとはぐれてしまいます。

 

一生懸命探しますが、見つかりません。

すると見知らぬおじさんが声をかけてきました。

 

お母さんたちを探しているのが分かり、おじさんも一緒に探してくれます。

「あっ、おかあさんだ」ちいちゃんが叫びました。

 

おじさんは安心して去って行きます。

ちいちゃんがおかあさんに近付きます。

でも、その人はおかあさんではありませんでした。

 

その後ちいちゃんは、お母さんたちを探しますが見つかりません。

途方に暮れていると、偶然に家の近所のおばさんに会いました。

「ちいちゃんどうしたの」

訳を知ったおばさんは家に戻っているかもしれないよと言って

ちいちゃんを連れて家に戻りました。

 

やっと着きましたが家は燃え落ちていました。

おばさんは「ここにいれば、お母さんたち戻って来るよ」

と言って去って行きます。

 

一人ぼっちのちいちゃんは焼け跡で待ちますが

おかあさんは戻ってきません。

 

壊れかけた防空壕でちいちゃんは干飯を一つ食べます。

次の日も一つ食べます。

おかあさんは戻ってきません。

 

ちいちゃんは「かげおくり」の遊びをします。

じっと自分の影を見つめて空を見ると

雲が四つありました。

 

青い空に白い影が四つ

おとうさん、おかあさん、おにいちゃん それにちいちゃん

の雲です。

 

花畑で再会します。

「みんなこんなところにいたのね」

 

ちいちゃんは死んだのです。

おとおさん、おかあさん、おにいちゃんも死んでいたんですね。

 

とこんな内容でした。

昨晩の事を思い出しながら書いていますので

実際の物語と違うところがあるかとは思いますが、

自分の記憶で書いていますので、その辺はご了承ください。

 

食い入るように見てしまう

最後まで見てしまいました。

市原悦子さんの朗読もさることながら

あんまり、ちいちゃんが可愛そうで

自分の眼が濡れていました。

こんな事は久しぶりです。

私にも娘がいます。娘がこんなめにあっても

助けられない悔しさ・・・

 

以前、というより毎年終戦記念日の頃になると

どこかのテレビで「火垂るの墓」を放映しますね。

野坂昭如さんの原作でジブリがアニメ化しました。

これも小さな女の子が戦争の為に死んでいく姿を描いたものです。

 

やり切れませんね。

 

戦争は子供まで犠牲にする

現在でもアフリカや中近東で戦争や紛争が起きています。

宗教の違いや民族の違い、思想の違い等でです。

大勢の一般人が、まきぞえになり犠牲になっています。

ちいちゃんみたいなめに遭う子は毎日何人もいるでしょう。

 

戦争は悪です。今すぐやめてほしい。

 

 

追記

調べましたところ

この「ちいちゃんのかげおくり」は

あまんきみこ さんの童話でした。

小学校低学年の殆んどの国語の教科書に載っているそうです。

 

 

 

ここまで読んで下さり、有難うございます。