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アメリカのトランプ大統領 核軍縮を逆行する決定

アメリカのトランプ大統領、核軍縮を逆行する決定

核兵器 途方もない破壊兵器です。

そもそも核を平和に利用していても、とんでもない結果になる事があります。

 

東日本大震災の福島の惨事がそうですね。

7年近く経っても甚大な被害は解決されていません。

 

当時、私たちは風向きをひどく気にしていました。

風向きが福島からこちら宮城県側に向かうと放射能が風に乗ってやってくると・・・

 

仲間の一人が言っていました。

「あの時、我々は被爆しているよ。外にいたんだから」

 

もう一人が言いました。

「俺たちは良いんだよ、心配なのは俺たちの子供たちだ」

 

 津波が来たら被害を被るかも知れないという提言に対して、速やかに対処しなかった責任者における人的原因もありますが、そもそも、核は人には手に余る存在なのだと思います。

 

手を付けてはいけないものなのです。

でも、アメリカは平和に不安を与える指示をしてしまいました。

 しかも前政権のオバマ大統領が目指した「核なき世界」と逆行しています。

 

2月2日、トランプ政権は今後5~10年間の核政策の指針「各体制の見直し(NPR)」を公表しました。

 

歴代大統領が進めてきた政策と逆行し核軍縮方針を大きく転換しました。

トランプ政権が掲げる「力による平和」とは。

  • 小型核と言われる爆発力の小さい低出力核弾頭を新規開発
  • 巡航ミサイルの新規開発⇒潜水艦の発射弾道ミサイルに搭載する核爆弾を改良し、爆発を小規模に抑える機能を付加する。長期的には海洋発射型の核巡航ミサイルを開発する
  • アメリカや同盟国のインフラ等に対する非核攻撃にも核で報復
  • 中国、ロシア、北朝鮮に対する抑止力を高める。
  • アメリカと同盟国死活的国益を守る極限でのみ核使用を検討する。(オバマ大統領政権が示した核の使用条件を踏襲)

NPR(アメリカ合衆国の非営利・公共のラジオネットワーク)の策定は中国やロシアの急激な核戦力の増強や北朝鮮の核開発などオバマ大統領政権下の2010年以来、安全保障を巡る環境が大きく変貌したとの認識を土台としています。

 

ここで気になるのですがアメリカ、ロシア、中国、北朝鮮の核弾頭数はどの位あるんでしょう。

2017年7月時点

  • アメリカ 6,800発、オバマ政権の時に大分削減されましたが、2017年からの10年間で45兆円をつぎ込み核兵器と関連施設の近代化を進めています。
  • ロシア 7,000発、世界で最も核兵器保有している国ですが、アメリカと、さほど変わりませんね。
  • 中国 270発 現在核兵器の近代化を進めています。
  • 北朝鮮 10~20発と推定されます。

そして現在の様々な脅威に対するには「柔軟で多様な核戦力」が必要であると現政権は訴えています。

 

トランプ政権の述べる状況とは

アメリカや同盟国の

  • 国民
  • インフラ
  • 核施設
  • 指揮系統
  • 警戒システム

に対する重大な戦略的非核攻撃も含むと明記し、解釈を大幅に拡大しました。

これにより使用条件は事実上緩和される事になりました。

 

これで以前のアメリカと旧ソ連の冷戦時代に、逆行することになるのではないかと懸念されています。

 

被爆地からも懸念が広がっています。

 

被爆地の長年の訴えを無視している

 

悲劇を繰り返してはいけない。核の抑止力に頼ることは間違っている

 

現実に、ミサイルの実験を繰り返し、アメリカに対して露骨な発言をしている北朝鮮のような国もあります。

 

実際に北朝鮮が攻撃してくるのではと過敏に行動すれば、待っているのは破壊だけです。

 

アメリカに被害が無いよう、朝鮮半島と日本だけで食い止めようと、局地戦用の核兵器を開発しようと考えているような気がします。

 

勝者も敗者もありません。復興に何世紀かかるか予想も出来ない世界が広がるだけです。

今年6月に史上初のアメリカと北朝鮮の首脳会談が行われる予定ですが。

早くも、北朝鮮からクレームが出ています。

例年行われている韓国とアメリカの軍事演習が理由です。

 

難しい国なので隙を見せない事も大事だとは思いますが、めったに無いチャンスなので平和を構築できるよう期待します。

 

指導者に求められるのは扇動に乗って兵器の準備をするのでは無く、如何にして平和な世界を作るか考える事です。

 

それ程アメリカ大統領の決断は大きな影響を世界に与えます。

そろそろ「俺たちは核兵器を持つが、お前たちは駄目」という政策は止めて、

俺たちも廃棄するから、お前たちも作るな」と言える大統領が出てきて欲しい。

平和に実現できれば

その人はアメリカ大統領でなく世界大統領になれるでしょう。

 

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 世界中の子供たちの笑顔に満ち溢れた顔が見たい。