hirono-adarihodori

思いついたまま書いているブログです。お付き合い下さい。

元ノラ猫をもらう ぽっかりと空いた穴を埋めてくれる 慣れてから大変

新しい家族がやってきました。

前に「家猫のトラ」で我が家の猫が他界したことをお知らせしました。

その後、トラの存在が大きかった事を我々家族は思い知らされる事になります。


ペットがいないと、こんなにも違う

仕事から帰ってくると玄関で出迎えてくれたトラ。

外出する時、一緒に出ない様に注意しながらドアを閉めました。

 

そんな習慣が身についてしまっていました。

もう居ないんだよな。分かっているのに。家族も同じような事をしていました。

 

この頃、新しく猫を飼う話がいつの間にか進んでいるのに気が付きました。

 

「明日、子猫貰ってくるから」妻がニコニコと話しました。

 

新しい家族が出来ました。

 帰宅すると、そーっとドアを開けました。

「猫は」と私が聞くと、「毛布の中に隠れている」と家族の返事。

「怯えているからそーとしておいて」。

 

成る程、毛布の中で息を凝らして怯えている猫がいるようです。

姿かたちは見えませんが、確かにいるような気配を感じます。

 

譲り受けたお宅から、いつも使っている毛布を頂いてきたのが正解でした。

自分の匂いがする毛布の中にいるのが、この猫の唯一の安全地帯なのです。

 

家に来てから水も飲みません。勿論、餌も食べません。

声も発しません。可哀そうに完全に怯えています。

 

このままでは餓死するのではと気が気でありません。

 

3日目の朝、

たまに、みゃーと声を発します。腹が減っているのだろうと思い、家族が餌を少し口に近付けました。

 

ペロッと舐めました。それから少しづつ水を飲み、辺りをきょろきょろ見渡しながら、また毛布の中に潜り込んでしまいます。

 

4日目にようやく毛布の周りをウロウロと歩き回り始めました。

砂を入れてあるトイレに連れて行くと、ちゃんとトイレをしました。

 

トイレのしつけはきちんと出来ていました。

 

名前がなかなか決まりません。私が言ったのはただ一言だけ。

もし逃げて外で探す時に、名前を当然呼ぶので、恥ずかしい名前だけにはしない様に。

 

 

そんなこんなで付いた名前が「茶たろう」。

前の猫の「トラ」ではありませんでした。

 

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家に来る前のお宅で何と呼ばれていたか分かりませんが。当然、「茶たろう」と呼ばれても反応はありません。

 

茶太郎は雄です。生後7ヶ月との事ですがよくは分かりません。

 

親子で野良猫でした。

来るたびに餌をあげていたのでしょうね。

いつの間にか飼い猫となっていったそうです。飼っていたのは一人暮らしのお婆ちゃんです。お婆ちゃんも一人暮らしで寂しかったんでしょうね。

 

でも、かなりお年で体力的に大変だったみたいです。

 

ついに、周りからも説得されて手放そうと決心したそうです。泣く泣く引き取り手を探す事になりました。

 

親の方は別な方へ、子猫の方は我が家で引き取る事になりました。

親子ともども飼うという引き取りては無かったそうです。

 

うちも可哀そうでしたが、子の方だけ引き取りました。

 

親から離され、知らない新しい飼い主の家へ突然来たものですから、オドオドするのも当たり前でしょうね。

 

初めからなついてきたら、余り可愛いとは思えませんよね。

 

余り餌を食べないし、育ち盛りなのに餓死したらとか、結構気にしていましたが、

 

そんな心配がうそのよう

1週間過ぎたら、食べるは食べるは、凄い食欲です。

こちらが、食事をしていると周りをウロウロし始め、その内にテーブルへ上がってきます。家の夕食用のテーブルは冬の時期はこたつで6人は座れます。

 

「こらー、降りて」と言うのですが、目は私が食べているおかずにくぎ付けです。

みそ汁の椀にも鼻を付けます。「火傷するからダメー」と言うとこちらの顔を見て「ミヤー」と泣きます。

 

「美味しそう ちょーだい」て言っているような感じです。

テレビのニュースに気を取られていた隙に、妻の魚をくわえて、自分の寝床へ持って行きました。妻が慌てて追いかけていきます。

 

まるでサザエさんに出てくる猫みたいです。とにかく素早い。

 

前のトラはこんな事はしませんでした。欲しいものがあると、ちょこんと座って、くれるまで待っている猫でした。

 

「茶たろう」は違います。私の箸の端っこをくわえて催促するように引っ張ります。

最近、落ち着いて食事が出来ません。

 

普段使っているノートパソコンの周りを回り始めると、要注意です。

「茶たろう」はテレビでもパソコンでも動きのあるものに敏感です。

 

画面を見ながらキーボードの上を歩き回ります。

ワードなんか使っているとttttttttとかpppppppの文字が画面の半分を埋めている時があります。

一度は、どこを触ったのか分りませんが画面がゆがんでいました。何とか直しましたが。

 

最近はこたつに入ってゆっくり晩酌も出来ません。

いつの間にか私の膝の上に座って酒の肴を狙っています。

大好物の刺身です。トラは少し与えるといくらでも欲しがるので、わざと刺身にワサビを塗ると諦めますが、「茶たろう」は違います。ワサビが付いていても欲しがります。

 

推測ですが「茶たろう」のこの習性は、前の飼い主のお婆ちゃんが自分の食べ物と同じものを「茶たろう」と一緒に食べていたのではないかと思います。

 

でなければ、私の箸を加えて「ちょーだい」てな感じで催促しないと思います。

 

あと、これも推測ですがノラ猫時代に食べ物を見つけたら、すぐ何でも食べるという習性も残っているかもしれません。

 

随分とひもじい思いもしてきたのでしょう。

 

とにかく、早くもずーと以前からここにいる様な態度に豹変しました。

これはこれで安心しています。

 

やはり猫がいると家の中も和みますし、多少我慢すれば良い家族です。

今はこたつの中で寝ていますが、春が近づいてくると夜中に遊びに来るようになるのではと、それだけが気がかりです。

 

もう一つありました。最近外の様子を気にするようになりました。

家へ来るお客さんの中には、家の者がドアを開ける前に自分で開けてしまう人が若干いますので、ドアが開いた瞬間に逃げ出されると困ります。

 

トラもそれで何度も外へ無断外出をしていました。まず2時間は帰ってきません。帰って来ればよいのですが車に轢かれたらと心配しました。

 

「茶たろう」の場合は散歩する意識では無く、今のところ来客に怯えているので驚いて駆け出した後、この家へ帰ってこない可能性があります。

 

でも、今のところは安心です。ちょっと可哀そうな話ですが宅急便が来て、チャイムの音が鳴るだけでものすごい勢いで家の中の何処かへ走り出します。

 

その後、探しに行っても何処にいるか分かりません。たまたま空いていた押し入れの中で怯えてこちらを見ています。

 

引き寄せて抱っこしてやると「ミャー」と安心したような表情になります。

突然入ってきた人間に、知らない所へ連れていかれた記憶が残っているんでしょうね。

 

また、どこかへ連れていかれるとの思いが強いのでしょう。

  

とにかくポッカリ空いた穴は埋まりつつあります。

ついにやられました

昨日、一人で夕食を食べていましたが、用事があって外へ出ました。戻ってくると・・・

ガーン、おかず一皿綺麗に食べられていました。

 

私の大好きな肉料理のおかずです。これからは食事中は来客があっても、固定電話がなっても食べ終わるまで中座出来なくなりました。

 

怒鳴るのも嫌だし、どうしたら良いか。とにかく根気よく教えるしかありませんね。

 

最近、こんな事が続くようになりました。

我が家の浴室は廊下を挟んでキッチンと向かい側に有ります。

キッチンのドアの近くで茶タロウがうずくまってジーッとしています。

「何しているの」と頭をなぜてやると浴室の方を見ています。

 

分かりました浴室にいる娘が出て来るのを待っているのです。

娘が出て来ると「ミー」と声を出して喜び、娘の後を追って2階に上がって行きます。

茶タロウはすっかり我が家に馴染んだようです。

 

一安心です。

 

再三「トラ」という言葉が出てきます。以前飼っていた猫の事ですが。

良かったらお読みください。

 

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